指導者のための川の生き物調査
夏休みの1日目の追加です。
朝から琵琶湖博物館で開催された指導者のための川の生き物調査へ出かけてきました。
集合は米原で市内にある川へ生き物調査へ出かけます。
私以外は滋賀県の学校の教員の方でした。
指導してくれる先生は琵琶湖博物館の学芸職員の秋山さんです。
専門は水族病理学とのこと。
滋賀県の魚なら任せてくださいという頼もしい方です。
川の場所は米原市内にある小さな川です。
早速準備して川へ。
今回使用したタモ網です。
この松田漁具店製のタモがいいらしいです。
かなりがっしりしたつくりです。 少し重いですが・・・
小さな川ですがきれいです。
しかも岸から見ても魚影が濃いです。
いつもなら魚とりに夢中になるところですが秋山さんの話が面白くて
いろいろ魚や昆虫について教えていただきました。
魚を捕まえると白いバットに種類別に入れて説明です。
魚の種類が豊富な川でした。
こうやって観察するとわかりやすいですね。
(子供がいるとこうは行きませんが・・・)
シマドジョウとハリヨです。
野生のハリヨははじめて見ました。
雨の後なのでどこからか流れてきたのではないかといっていました。
シマドジョウとスジシマドジョウの違いなどについて話しをしてくれました。
メスは同定が難しいらしいです。
ザリガニのオスメスの違いの話です。
体、はさみはオスが大きく、赤みが強いのもオス。
腹足が長いのがメスらしいです。
写真はオスですが比較しないとわかりにくいですね。
でかいうなぎです。 蒲焼にしたら旨そうです。
1Mくらいありました。
生物に詳しい人と観察するのは面白いです。
場所、固体により差があるので完全に種類を同定するのはなかなか難しいとのことでした。
これを参考に川での観察会も開催していければいいですね。
冬には指導者のための淡水魚類学専門講座もあるみたいです。
こちらもぜひ参加してみたいです。